
膝の痛みは病気や加齢による軟骨のすり減り以外に、正常な成長の過程で生じる成長痛があります。成長痛は成長期に起きる関節の痛みで、放置しても特に問題はなく、成長期が終わって成長ホルモンが安定し、骨の急激な成長が止まると自然と治まります。
この成長痛は、特に、子供の第二成長期に急激に体が成長をすることで生じます。成長期には、男子では、一年に10cm以上も身長が伸びる場合もあり、この急速な骨や軟骨、また筋肉の成長バランスがことなることが原因で、各部分が互いに引っ張り合い痛みを伴います。
成長痛は、子供の成長があまりにも急速に進む為、骨の成長と筋肉の成長のバランスの違いで生じるので、成長のスピードが骨も筋肉も同じであると、痛みは感じることがありません。その為、成長期でもほとんど痛みがないという子供もいます。
ただ、多くの場合骨と周辺の筋肉の成長の速さは異なるので、骨と筋肉が引っ張り合い、圧迫し合う事で強い痛みを感じます。
通常の成長痛は、正常な発育過程の一部なので治療する必要はありませんが、成長痛によっては急激に骨が成長することで、骨が隆起して膝がねじれてしまう有痛性分裂膝蓋骨という症状が起きてしまう場合があります。有痛性分裂膝蓋骨は成長痛の一部ではありますが、放置しておく事ができず治療が必要になります。
他にも、成長期の子供は体がデリケートなので、単なる膝の痛みと思っていても成長痛に限らず、さまざまな原因が考えられるので、違和感の強い痛みは医師に診断してもらいましょう。
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