
膝に痛みを伴う病気は、変形性膝関節症以外にもあります。慢性関節リウマチは進行が非常にゆっくりとした病気です。初期症状では、食欲不振や体のだるさ、熱っぽさなどの風邪に似た症状が続き、動かすと回復する程度の全身の関節のこわばりが生じます。
慢性関節リウマチは、体中の関節が複数痛んだり、変形をおこしたりします。初期段階では、指や肘などの上半身にある小さい関節から発症することが多く、膝から始まることはほとんどありません。
次第に、下半身の関節にも強張りや痛みが生じて膝の関節も痛みを生じます。特に、日本人は膝の関節に症状が現れやすいと言われ、膝関節に多量の関節液がたまって炎症を起こして痛みを伴います。
初めは関節の炎症だけですが、次第に関節が破壊されて気温などの環境の変化で痛みが悪化するようになります。変形性膝関節症は高齢者に多くみられますが、慢性関節リウマチは幅広い年代にみる事ができ、特に女性に多い傾向があります。
慢性関節リウマチの原因は完全に解明されていませんが、免疫の異常が主な原因とされています。慢性関節リウマチは、症状が進行するにつれて関節の外側にコブが生じたり、軟骨が破壊されて関節の変形が起こり関節を動かす事が困難になります。
慢性関節リウマチは原因が不明なため、根本的な療法方法はありません。しかし、抗リウマチ薬や消炎剤などで患部の痛みを取り除いたり、痛みがひどい場合は寛患部の骨をけずって人工関節の挿入等の治療が行われます。
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